元八事整形外科・形成外科
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2月24日(水)院内勉強会が行われました。
今回は、インフルエンザとノロウイルスの感染対策についてです。
《インフルエンザ》
インフルエンザウイルスが体内に入り込むことによっておこります。
症状...風邪と似てますが、のどの痛み、咳のほかに頭痛、関節痛、悪寒などがあります。
感染経路...①飛沫感染
(クシャミ、咳、つばなどからウイルスが放出されそれをを吸い込み感染する)
②接触感染
(クシャミ、咳を手で押さえ、その手で周りのものに触れウイルスが付き、
別の人がその物をさわることにより、ウイルスが手に付着し、その手で
口や鼻を触って粘膜から感染する)
、
予防と対策...手洗い、普段の健康管理、予防接種、
適度な湿度、人ごみを避ける、うがいをする
※インフルエンザにかかったかな?と思ったら...
早めに医療機関を受診しましょう。
薬は、医師の指示に従って正しく服用しましょう。
安静にして、水分補給に心がけましょう。
《ノロウイルス》
ノロウイルスは冬季を中心に、年間を通して胃腸炎を引き起こします。
また、85〜90℃で90秒以上加熱することにより、
感染力を失うとされています。
症状...嘔吐、下痢、腹痛です。通常1〜2日で治癒します。
感染経路...①感染者の糞便、吐しゃ物からの二次感染
②感染者による調理で汚染された食品を食べる
③人から人への飛沫感染
④汚染された二枚貝を充分な加熱調理せずに食べる
※感染したら... ノロウイルスは、有効なワクチンがないため、
水分補給や栄養摂取、休養などの対症療法で
症状を緩和させましょう。
※感染しない、させない対策
●糞便や吐しゃ物の処理を確実に行い、二次感染を防ぎましょう。
●処理の際は使い捨てのマスクや手袋を使用し、
ウイルスに接触しないようにしましょう
●床や便器などは次亜塩素酸ナトリウムでのふき取りが望ましいです。
●すぐに洗濯できない布団などは、よく乾燥させた後にスチームアイロンや
布団乾燥機を使うと便利です。