整形外科、形成外科、リハビリテーション科での治療をお考えの方は、
名古屋市天白区の元八事整形外科・形成外科へ

今月の勉強会は当院の理学療法士による「二次性骨折」についてでした。

「二次性骨折」とは、一度脆弱性骨折を起こしてしまった場合、再骨折の危険性が非常に高く、急性期治療を終えた後に適切な治療がなされないと連鎖的に骨折を起こし、寝たきりや要介護などにつながる危険性が高まる骨折です。転んで手をついた、重いものを持ち上げた、尻もちをついた、など健康な方では折れないような外力による骨折です。骨の強度【＝骨密度】が低下し、わずかな外力（立った姿勢からの転倒、それ以下の外力）で生じる骨折とも言われています。

当院では、「骨粗鬆症」の治療にも力を入れており、内服や注射での治療を積極的に行っております。また骨密度の検査もDXAと呼ばれる、腰の骨と股関節の骨の２つで計測できるものを当院では導入しております。

「二次性骨折」は骨密度の低下と密接な関係があります。骨密度は計測してみないと、実際に自身の骨密度がどれほどのものなのか分からないと思われます。年齢を重ねるほどに骨密度はどんどん低下し、特に女性の方は女性ホルモンの量が閉経により減少すると、骨密度がより低下すると言われております。

当院で骨密度を計測して頂き、自身の骨密度がどれほどのものなのかを把握して頂くことも大切な事かと思います。
是非、当院の診察で１度ご相談ください。

今月もお疲れさまでした